村上・千年鮭 きっかわ

きっかわについて

ごあいさつ

ごあいさつ

【写真】吉川真嗣(しんじ)

代表取締役社長

吉川真嗣きっかわしんじ

村上の鮭料理には千年の歴史があり、百種類もの鮭料理が今に伝えられています。この村上の鮭料理の心とは、鮭のいのちを尊び、内臓、骨、頭、皮、そしてエラに至るまで全て大切に頂く「鮭への慈しみ」そのものであり、その特徴は発酵と熟成により生まれる村上ならではの鮭料理です。

一方で、私共きっかわは、代々、防腐剤などの添加物、化学調味料はもちろん、酵母エキスなど安易なものを使わず、一からダシを取り天然素材で手間暇かけて作る手づくりを守り、発酵や熟成により時間をかけて生み出される日本の古来の食の素晴らしさを貫いて参りました。

15代目を拝命しました私は、この二つを揺るがぬ基盤とした上で、一つは伝統の鮭料理に更に磨きをかけ、一方では伝統の枠を超えた新しい製品づくりを行い、新時代を切り拓いて参りたいと考えています。平成27年11月11日(鮭の日)には洋風鮭料理のブランド Madamマダム Kikkawaキッカワを立ち上げ、平成28年の鮭の日に店名をこれまでの「味匠 喜っ川」から、「千年鮭 きっかわ」に改めましたのは、15代目を受け継ぐ私の決意です。

類い稀なる鮭の食文化とそれを生み出す風土、先祖が育み残してくれた良き精神、そして鮭のいのちに感謝して、更にお客様に喜んで頂けますよう最上のものづくりに精進して参ります。末永いご愛顧をよろしくお願い致します。